初めて知ったことですが、今日2月2日はキャンドルマスと呼ばれるキリスト教の祝日だそうです。ちょうど今日は、クリスマス(12月25日)から数えて40日目で、この日は、イエスの母マリアが、清めの儀式を行うために宮詣をした日にあたります。 受胎告知日という話もあるようですが、どう考えたらよいのか分かりません。

カトリック教会では、この日、ミサを行うはじめにローソクを持って行列を行うため、キャンドルマス(聖燭祭)と呼ばれるようになりました。また、安産を祈願する妊婦が聖壇にろうそくを捧げるという習慣を持つ地域もあるそうです。
また、この日をもってクリスマスシーズンが終わりを迎えるとする国もあり、クリスマスツリーなどをこの日に火にくべると言います。

ただ、最近では、公現日と呼ばれる1月6日にクリスマス飾りを片付けるというところも多いようです。因みに、公現日とは、東方の博士たちが主イエスを拝みにやって来たとされる日のことですが、東方カトリック(ギリシア正教、ロシア正教など)では、この日をクリスマスとして守る習慣を持っており、また、キリストが洗礼者ヨハネからバプテスマを受けられて公生涯が始まった日とも言われます。

プロテスタントでも、英国国教会やルター派などでは、それらの祝日を厳格に守っているのかも知れませんが、それ以外のグループでは、話題になることさえないのではないでしょうか。

それより、この時期は節分に当たり、豆まきをするのか、してもよいのかといったことが議論されることでしょうね。今年は、明日2月3日が節分ですが、2021年以降、2月2日になる可能性があります。何でも、節分は立春の前日で、立春は、太陽黄経が315度となる日ということなのだそうで。

太陽黄経について知りたい方は、Wikipediaの「黄道座標」をご覧下さい。
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E7%B5%8C