大会01報告が遅くなりましたが、先週7月27日(月)~28日(火)、熊本・火の国ハイツを会場に、南九州バプテスト大会が開催されました。
テーマは、「私たちには夢(うた)がある~賛美はすごい~」です。

ゲストとして、クラシック・テナー歌手の豊原奏先生、チェリストの豊原さやか先生をお迎えしました。
一泊二日の日程の中で、二度のコンサートと分団指導(奏先生は声楽、さやか先生は器楽)をして頂きました。
 
大会02大会の中で、アピールの時間が持たれ、キリスト者奉仕会・大牟田恵愛園から、アピールが行われました。
3年前から、障害者自立支援法が施行された結果、多くの障害者が厳しい立場に置かれています。
障害者を保護する制度から自立を促し支援する制度に転換したということですが、現実には、国が福祉に回すお金を減らすための方策と言わざるを得ません。

キリスト者奉仕会・大牟田恵愛園が障害者と共に、障害者のためによい働きを続けることが出来るように、祈りと支援をお願いしたいと思います。

大会03福岡から、憲法9条Tシャツ配布係のくずめよし姉が大会に参加されました。
憲法9条が国際社会の宝として認知され、9条の条文を自国の憲法の中に入れようとする動きも始まっているという報告をして下さいました。
現在、私たちが贈った9条Tシャツを受け取って下さった方から、応答メッセージカードが戻って来ています(私にはインドの方からの応答がありましたが、インドの言葉で書かれているので、現在は判読不能です)。
Tシャツの配布を通して、互いに祈り合う関係を広く作ることが出来れば、世界から戦争をなくすことが出来るでしょう。


大会04金子千嘉世牧師が、平和宣言ブックレット「時のいましめ」(説教集)と、すべてのホーム・レスたちのためのCD「ゴーイング・ホーム」の紹介アピールをして下さいました。
現在、小泉、安倍内閣当時のようなあからさまな改憲の動きは影を潜めています。
しかし、政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・勝俣恒久東京電力会長)は4日午前、年末に予定されている「防衛計画の大綱」の見直しに向けた報告書を麻生太郎首相に提出しました。
報告書では、軍事大国化を否定する基本概念となってきた「専守防衛」について、「今日の視点から検証すべきだ」と見直しを提言し、集団的自衛権の行使を禁じてきた政府の憲法解釈の変更など、防衛政策の抜本的な転換を求めています。
これを受け、政府は大綱の見直し作業を本格化させる方針と伝えられています。
つまり、「戦争できる普通の国」作りは、今も精力的に進められているわけです。
また、第二次小泉内閣-自公連立政権以来、医療や福祉の制度が改悪され、規制緩和により、格差が拡大して来ました。その上、昨秋来の世界不況の影響で、これからも失業する人の数は増え続けることが懸念されています。
このような事態に、キリスト教会は社会に対してどのようなメッセージを語り伝えることが出来るのでしょうか。
CDを聴いて、考えて欲しいと思います。


南九州バプテスト大会について、大牟田教会ホームページのフォトレポートのページもご覧下さい。
URL http://www.h7.dion.ne.jp/~omutabc/wklyphoto090727.html