11月22日は「いい夫婦の日」です。
経済産業省の外郭団体、(財)社会経済生産性本部が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案、1988年に11月22日を「いい夫婦の日」と提唱しました。

いい夫婦の日とは、“夫婦で「ありがとう」をする日”なのだそうです。

1998年に「いい夫婦の日」をすすめる会の事務局が設立されました。
名誉会長は、桂文珍さんです。
文珍さんは、「夫婦にとっていちばん大切なのは信頼だと思います。もちろん、それをどう築いていくかはそれぞれの夫婦次第。どちらにしても、ふたりでコツコツ積み上げたものは、なにひとつ無駄にはならないということ。積み上げた時間と数の分だけ、夫婦には「信頼」という高い塔が築けるのですから」と仰っています。

翌1999年から、すすめる会ではパートナー・オブ・ザ・イヤーを発表しています。
今年のパートナー・オブ・ザ・イヤーは、朝原宣治・奥野史子さんご夫妻です。

ご承知の通り、朝原宣治さんは陸上競技の短距離ランナーで、今年の北京オリンピックのリレーで銅メダルを獲得されました。
奥様の奥野史子さんは、シンクロナイズドスイミングの選手で、1992年のバルセロナオリンピックに出場して、銅メダルを獲得しておられます。
夫婦揃ってオリンピックのメダリストというわけで、
選ばれた理由は、そこにあるのでしょうね。

2006年からは「いい夫婦 川柳コンテスト」も始まりました。
今年のいい夫婦大賞に選ばれたのは、「医者よりも 看護婦よりも あなたの手」です。
こんなふうに言ってもらえたら、看病疲れも吹っ飛びますね。

私たちも結婚して27年余り、知り合ってから33年という月日が経ちました。
結婚式の祝辞で、家内が勤めていた会社の社長から、毎日「愛してるよ」と言葉を交わすように言われ、一日三度は言おうと決心したはずですが、月日の経過と共にそう決心したことも、いつしかすっかり忘れていました。
あらためて「愛しているよ」という気持ちを、「いつも有り難う」の言葉に添えて通わせたいと思いました。

ところで、今から95年前(1913年)の今日、NHK大河ドラマに登場する第15代将軍・徳川慶喜公が感冒により、76歳で身罷られました。
また、J.F.ケネディーがテキサス州ダラスで暗殺されたのは、45年前(1963年)の今日のことです。
そのとき、歴史は動いたかな?