マイケル・フェルプス選手(米国人)が、出場した8種目(200m自由形、100mバタフライ、200mバタフライ、200m個人メドレー、400m個人メドレー、400mリレー、800mリレー、400mメドレーリレー)すべて優勝し、金メダルを獲得するという偉業を成し遂げました。

これは、驚くべきことです。
なにしろ、予選、準決勝を含めて、9日間で17試合をこなさなければならなかったからです。
その秘訣は、疲労回復の早さにあり、血中乳酸値が他の選手の三分の一しかなく、通常1時間かかるところを、フェルプス選手は20分で回復出来ることになります。
人の2倍以上食べ、そしてよく眠るということも、それに関係しているのでしょう。

前回のアテネ・オリンピックでも8種目に出場して、6種目で金メダルを獲得し、2種目は銅メダルでした。
オリンピック1大会で金メダル8個、総獲得数14個というのは、いずれも史上第1位です。
次の大会では、6種目で3連覇がかかり、これまでと同様8種目にエントリーして、メダルを獲得すると、これはもう“どうにも止まらない”状態になります。
可能性は低くないのではないでしょうか。

また、今回出場した8種目のうち、100mバタフライはオリンピック新記録、他はすべて世界新記録での優勝です。
平泳ぎ以外の種目は世界のトップレベルという、実にアンビリーバボーなフェルプス選手です。

フェルプス選手が水泳を始めたきっかけは、お姉さんが水泳の選手だったからということもありますが、少年時代に注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断され、有り余るエネルギーのはけ口として、母親が水泳を始めさせたのだそうです。
障害が水泳の天才を生み出したのであれば、それは「障害」ではなく、むしろ才能、あるいは有為な個性と考えるべきではないでしょうか。

何にしても、フェルプス選手、本当におめでとうございます。