63回目の敗戦記念日の今日、えーるピア久留米で開かれた「ちくご地区平和を造り出す集い」に、知人を誘って参加して来ました。80名余りの人で、会場は一杯でした。今回は、小さい子どもも何人か参加していました。この手の集まりで、小・中学生を見るのは初めてだと思います。それだけ、今回の講師くずめよしさんの話が興味深いものだったわけです。本人は、「くずめよし先生」などと呼んでくれるな、「ヨッシー」と呼んでくれ、「よしさん」までは許容範囲だとの仰せでした。

数年前から、日本国憲法第9条をTシャツにプリントして、それを色々な国の人々に配る働きをしていることは承知していましたが、その広がりについて、その意味について、初めて知りました。

よしさんは、その働きを「種蒔きプロジェクト」とよんでおられます。きっかけは、作家の大江健三郎さんらが2004年に結成した「九条の会」のアピールでした。改憲を阻むため、「一人ひとりができる、あらゆる努力を、今すぐ始めること」という呼びかけから、多くの人が着るTシャツに憲法9条をプリントすることがひらめいたそうです。

私たちは憲法9条のお蔭で、朝鮮動乱やベトナム戦争などの国際紛争に巻き込まれず、戦場に兵士として赴くこともなく、平和の内に発展を遂げることが出来たのです。国を守るのは、武器や軍隊ではありません。むしろ、武器を持ち、軍隊があるので、戦争が起こるのです。イラクが戦場となったのは、大量破壊兵器を持っていると考えられたからです。

第二次世界大戦後、兵器を持たず、どこにも軍隊を派遣しないで平和の内に経済発展を遂げたことで、日本は安全な国として信頼を獲得して来たのです。憲法9条は、他の国に誇ることの出来る我が国の宝であり、そしてそれは、世界に与えることの出来る大きな希望なのです。

今年5月、東京・幕張メッセで「9条世界会議」が開かれ、世界中から3万人を超える人々が集まって会議を開き、そして、9条世界宣言なるものが採択されました。そこでは、「日本国憲法9条は、戦争を放棄し、国際紛争解決の手段として武力による威嚇や武力の行使をしないことを定めると共に、軍隊や戦力の保持を禁止している。このような9条は、単に日本だけの法規ではない。それは、国際平和メカニズムとして機能し、世界の平和を保つために他の国々にも取り入れることが出来るものである。9条世界会議は、戦争の廃絶を目指して、9条を人類の共有財産として支持する国際運動を造り上げ、武力によらない平和を地球規模で呼びかける」としています。

国際社会が自分たちの宝として受け入れようとしている憲法9条を、戦争したがっている我が国の政治権力者たちの手で改悪されてしまわないよう、むしろ、憲法は、国がこれを守るように定めているものであることを確認して、自分たちに出来る平和を造り出す働きに参画していきたいと思いました。

下の写真が、よしさんデザインの9条Tシャツで、裏には英語で9条が記されています。この活動にカンパした人は、Tシャツを手に入れることが出来ます。問い合わせは、よしさん(092・873・8657)へ 教会のフォトレポートもご覧下さい。
URL http://www.h7.dion.ne.jp/~omutabc/wklyphoto0810.html
 
9条Tシャツ