10月31日は、ハロウィンです。
Wikipeddiaによれば、「ハロウィン 、あるいはハロウィーン(Halloween, Hallowe'en) は、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前夜(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになった」そうです。

もともとは、ケルト人の収穫感謝祭でしたが、それをカトリック教会が教会行事として取り入れたのだそうです。

日本では、1990年代から次第に知られるようになったということですが、なんでも今年第13回を数える川崎駅前でのハロウィン・パレードには3000人もの人々が仮装してパレードし、それを見に10万人の人々が繰り出す騒ぎになっているそうで、そのうち全国各地で祝われるようになるのかも知れません。

ただ、日本の場合は、母の日も、バレンタインもハロウィンも、そしてクリスマスまでも商業ベースに乗って行われているので、教会がもう少ししっかりと福音宣教を進めていかなければと思います。



その意味では、むしろ、宗教改革記念日であることを強調していくべきなのでしょう。
1517年と言いますから、今から492年前の今日、マルチン・ルターがヴィッテンベルクの城教会の門に「95か条の論題」を貼り付けて、ここから宗教改革が始まりました。

ルターは、カトリックに対抗するプロテスタントを起こそうと考えていたわけではありませんでしたが、神が教会を清めるために、宗教改革の業を起こされたわけです。

聖書主義を唱え、誰もが聖書を読めるようにとドイツ語訳新約聖書を出版したことが、キリスト教界にどれほど大きな影響を与えたか分りません。
ラテン語訳だけが聖典とされていたものが、それ以後、各国の言葉で読めるようになっからです。

現在、私たちが御言葉と祈りによる交わりを提唱して、日々聖書日課に励んでいるのは、ルターのお蔭と言ってもよいでしょう。

そして、その背後に神様の導きがあったわけです。
ハレルヤ! アーメン