今年の世相漢字を日本漢字能力検定協会が発表しました。
今年は、11万1208人が応募した中から、6031票(5.42%)を獲得した「変」が選ばれました。

「変」が選ばれた理由は、5つに分類されるということでした。

1.日米の政治変化
 日本では昨年に引き続き短期間で首相が変わった一方で、アメリカでは「change(変革)」を訴えたオバマ氏が次期大統領に決定したこと。

2.世界的な金融情勢の変動
 アメリカのサブプライムローン問題、リーマンブラザーズの倒産に端を発した世界的金融恐慌、株価暴落や円高ドル安などの変動など。また金融不安の影響による派遣切りや内定取り消しなどの雇用状況の変化などもその理由の一つ。

3.生活に不安を覚えた一年
 餃子、事故米、有害物質入り食品問題などが発覚し、食に対する安全性について意識が変わったこと。また、ガソリンの価格変動に一喜一憂したり、物価が上昇して、生活が苦しい方向に変わったこと。さらに、秋葉原の無差別殺人のような凶悪で変な事件が頻繁に起こったことなど。

4.世界的な気候異変
 世界的な気候異変による地球温暖化問題の深刻化したこと。また日本の東北地方、中国四川省の地震をもたらした地殻変動やゲリラ豪雨にみられる天変地異など。

5.明るい未来に期待をこめて
 平成生まれのスポーツ選手の活躍や日本人のノーベル賞受賞など、様々な分野で時代の変化を感じたこと。

このように、いい意味でも悪い意味でも変化の多い一年でしたから、明るい未来を期待して、よい変化を求める思いが、世相漢字に「変」を選ばせたようです。

私自身は、アメリカ大統領選挙やアメリカ発の金融危機、それに事故米の被害などで、「米」が選ばれるのかなと思っていました。
あなたはどうでしたか?