
手前の緑は駿府城公園(駿府城趾)です。
現在、駿府城天守台の発掘が行われています。
駿府城を再建するという計画もあるように聞いたような気が。
市街地奥の山の向こうにうっすらと富士山が見えます。
夏場はこんなものです。

この建物には静岡に来て4年の間、たびたび訪れているのですが、半年前、富士山が見えていることに初めて気づき、シャッターを切りました。
いつも、駿府城公園周辺を眺めていたり、自分の住んでいる家がどのあたりにあるのか見当を付けたりということで、正面に見えているこの美しい姿を見逃していたのです。
今は、ここに来る度にまず最初に富士山を捜しています。
あらためて、「見る」と「見える」の間には大きな淵があって、見えてはいても見ていない、何を見ようとしているのかということが、見るものを限定しているんだなあと思いました。