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 私たちは、キリストの血によって贖われ、神を知らず神に背いてきた罪が赦されました。過去の重荷が取り除かれ、キリストと共に歩む新しい生活が始まったのです。
 
 神の愛によって神の子とされた私たちは、キリストに結ばれて、約束されたものの相続者ともされているのです(11節)。キリストは神の御子として、父なる神のものすべてを相続される資格を持っておられます。私たちには、そのような資格はありません。しかし、子たる身分を授けられて、キリストとの共同相続人なのです。
 
 その目的は、キリストに希望を置く私たちが、神の栄光をたたえるためです(12節)。驚くべき恵みをお与えくださる主を賛美しましょう。
 
 父なる神の祝福は「天のあらゆる霊的な祝福」(3節)と言われ、聖霊の働きによってもたらされます。13節に「あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです」と記されています。
 
 神の祝福、キリストによる贖いの業が、「真理の言葉、救いをもたらす福音」として語り告げられたとき、それを私たちが理解し、信じることが出来るように働きかけてくださったのは、「聖霊」なる神です。
 
 第一コリント書12章3節に「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」と記されています。それは、「イエスは主である」と言葉で言えるかどうかということではなく、イエスを主とする生活が出来るかどうかということです。
 
 キリストの贖いによって過去の重荷が取り除かれ、キリストと共に歩む新しい生活が始まるのは、聖霊の働きがあるからなのです。
 
 聖霊は、ヨハネ福音書では真理の御霊と呼ばれ(14章17節、15章26節、16章13節)、すべてのことを教え、主イエスの御言葉をすべて思い起こさせ(14章26節)、真理を悟らせ、主イエスに栄光を与えます(16章13,14節)。
 
 聖霊に満たされるとき、確かに信仰の目が開かれ、聖書の言葉が、神の真実な言葉であることを信じる力が与えられます。
 
 「約束された聖霊で証印を押された」とは、私たちが主イエスを信じてバプテスマを受け、神の子どもとされたことを、聖霊が証ししてくださるということです。この聖霊によって私たちは、神に向かって「アッバ、父よ」(ガラテヤ書4章6節)と叫びます。それは神の助けを呼び求める叫びであり、神の助けに感謝し、喜んで神を大声でたたえる賛美です。
 
 絶えず聖霊に充たされて、喜び溢れる賛美を主なる神にささげましょう。
 
 天のお父様、私たちを愛をもって選び、祝福してくださったことを感謝します。絶えず聖霊に満たされて主の御心を悟り、御名をほめたたえさせてください。 アーメン