3月11日(土)は、東日本大震災が発生してから満6年の記念日です。
仏式には、「七回忌」というところです。

被災地に暮らす人々にとって、これまで復興の道筋がはっきりと見えず、不安な時間が長く続いて来たことでしょう。
それでも、ようやく道路が整備され、土地の造成が進んでいます。
あと2年すれば、殆どの人々が「仮設」ではないところで生活を始められるようになるようです。

そのときに、被災者の「自己責任」などでなく、皆で新しい生き方を考え、構築する努力と工夫が出来る関係作りが必要だと、改めて思わされました。

IMG_0439遠野市役所の出張所が商業施設の中にあり、そこに犠牲者追悼の記帳所が設けられていました。











IMG_0505大槌町の震災津波追悼式会場です。
定刻前、来場者による献花が続いていました。











IMG_0514役場を見下ろす城山の上に、身元不明物故者の納骨堂が設けられていました。多くの方が献花に訪れています。






IMG_0482城山から町を眺めると、道路が整備され、造成、区画整理が進められていました。






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地震発生時刻を知らせるサイレンを吉里吉里の海岸で聞きました。
多くの方が津波にのまれて命を落とし、未だに行方の知れない方が大勢おられます。





IMG_0538商業施設駐車場で、3.11を記念するキャンドルナイトが行われていました。







IMG_0516商業施設の中では、記念のギターライブが行われていました。
彼らは大阪から毎年来られているデュオです。
ステージにおかれているギターは、泥の中から引き出され、奇跡的に修復されたものだと紹介されていました。




IMG_05523月12日(日)、釜石新生教会の記念礼拝に参加しました。
写真は、メッセージを語られる柳谷先生です。






IMG_0547ゲストに福音歌手の森祐理さんが招かれ、歌とメッセージを届けてくださいました。


柳谷先生も森さんも、「当たり前のことを感謝する。大きな傷を負ってそれを元に戻すこと、なかったことにすることは出来ない。しかし、傷を負いつつ生き残ったからこそ担う新しい使命がある」とお語りくださいました。

心に深く刻みたい言葉でした。




今回、被災地を訪れることが出来た恵みと導きを、神に感謝しています。