風の向くままに

新共同訳聖書ヨハネによる福音書3章8節より。いつも、聖霊の風を受けて爽やかに進んでいきたい。

2013年10月

10月21日(月)の御言葉  ヘブライ書11章

「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神はご自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。」 ヘブライ書11章6節

 1節に、「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」とあります。この言葉を、強い信念をもって自分の希望を実現しなさいと解釈する向きがあります。
 
 たとえば、「よし、素晴らしい車を手に入れよう、その車の形や色、室内の装備などを思い描いていたら、必ず手に入れられるだろう」という信念を持とうと考えるのです。その考えそのものは悪いものではないと思います。何事も、信念をもって当たらなければ、大きな成果を得ることは出来ません。

 しかし、ここで語られる信仰とは、そのような強い信念などではありません。自分の願望の実現を信じるということではないのです。私たちの信仰の対象は、自分の願望や信念ではなく、神ご自身です。

 それが、冒頭の言葉(6節)で語られています。即ち、神が喜ばれるのは、「神が存在しておられること、また、神はご自分を求める者たちに報いてくださる方であること」を、信じる信仰だということです。神は、自分の願望の実現を求める者たちにではなく、神ご自身を求める者たちに報いて下さるお方なのです。

 無論、私たちは願望の実現を求めて神に祈ります。それを適えていただきたいと願います。そのときに、私たちが実現を疑わずに願うから、真剣に熱心に願うから、それが適えられるということではないのです。繰り返しますが、神が喜ばれるのは、私たちが神ご自身を求めて神に近づくこと、わたしたちに良いものをお与えくださる神を信頼することです。

 主イエスも、祈りについて、「あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存知なのだ」と言われました(マタイ福音書6章7,8節)。

 だから、祈らなくて良いということではありません。そうではなく、「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(同6章33節)ということです。私たちの必要をことごとくご存知の主を信頼して自分の願いや問題を明け渡し、その主との交わりを喜び、楽しむことを、まず願い求めよと言われているのです。

 4節以下に、アベルをはじめ、信仰者として例示される者の名前が列挙されています。その中で、一番大きく扱われているのが、信仰の父アブラハムです。アブラハムは、「信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです」と言われ(8節)、そして、「彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです」(16節)と語られます。

 アブラハムが望んでいたのは、カナンの地ではなく、天において神とともに住むことだった、だから、彼は、神の召しの言葉に服従して、行き先も知らずに出発したと言われるわけです。神と神の御言葉に信頼していたからです。そのゆえに、「神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません.神は、彼らのために都を準備されていたからです」と告げられて(16節)、それが神の喜ばれる信仰であることを示しています。

 私たちも、主を慕い求め、主との親しい交わりの内にいつも身を置かせていただきましょう。御言葉を聴きましょう。御言葉が実現するように、祈りましょう。

 主よ、あなたの教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ幸いな人とならせて下さい。命の御言葉の流れの側から離れることがありませんように。そこを離れては何をすることも出来ず、風に吹き飛ばされるもみ殻のように、裁きに堪えないからです。 アーメン





道後教会設立40周年記念礼拝に出席

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道後キリスト教会(松山市内)は、1973年4月8日に伝道を開始し、同年10月10日に教会としての歩みを始めました。

2年後、現在の場所に土地を購入、その3年後の1978年10月に会堂を建築し、今日に至っています。
左は、会堂の全景、右は玄関側正面の写真です。
1階は駐車場、2階に玄関、事務室、多目的ホール、厨房、和室、幼児室があり、3階が礼拝堂、牧師室という造りになっています。

1993年(20周年の年)に、屋根の上の十字架と「日本バプテスト道後キリスト教会」という袖看板を設置しました。その後、内部の改装、玄関の庇などが設けられています。

そして、今年10月に教会設立40周年を迎えられました。
40周年を記念する礼拝が10月13日(日)に行われ、招かれて参加致しました。
15年前、25周年の秋の伝道集会に招かれて以来のことでした。
かつて、1986年4月から8年間牧師として在籍しておりました。

道後教会は、私が着任するまで、牧師を持たず、執事たちが代わる代わる礼拝メッセージの任を担い、祈祷会を守り続けていました。
だから、私は初代牧師ということになります。
それでお招き頂いたわけですが、懐かしくも嬉しい礼拝でした。

着任当時お元気だった方々が相次いで召されていたり、転勤などで余所に移られていたりで、出席されている顔ぶれは随分変わっていましたが、当時から教会を守り続けられている方々も14,5名おられ、再会を喜びました。
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半袖シャツの壮年は、道後教会の中原執事です。
中原執事は、道後教会創立メンバーの一人で、ずっと教会を支える重要な役割を果たし続けて来られています。
嬉し懐かしの再会で、今回私たちを出迎え、教会に送り届けて頂きました。

礼拝は、朝10時50分から11時50分までの1時間ということでしたが、私の説教が長くなり、12時を優に超えてしまいました。
申し訳ございません。

礼拝後、教会の方々が持ち寄られたお食事を頂きながら、懇談の時が持たれました。
懐かしい思い出話もあり、私たちは道後教会の方々から本当に大事にされていたんだなあということを改めて感じさせられました。

3代目牧師の宮本恵先生が私の体調を気遣って下さり、「ぼちぼちとやって下さい」という労いの言葉を頂いて戻って参りました。
松山西教会のシェラ-牧師ご夫妻とも久しぶりにお会いし、交わりの時を持たせて頂くことも出来ました。
今回、無事に松山まで行って来ることが出来、沢山の方々と言葉を交わすことが出来たこと、道後教会の40周年という節目に立ち合わせて頂くことが出来たこと、主の恵みと導きを心から感謝致しました。
有り難うございました。


※折角の写真が逆光で残念です。


 

状況報告

今日、病院に行き、血液検査、腹部レントゲン撮影をしたのち、主治医の診察を受けました。
その結果、順調に回復していることが確認されました。
レントゲンでS字結腸部分に炎症跡が認められ、座薬を用いて11月初旬まで治療を続け、11月11日(月)にもう一度検査・診察を受けることになりました。
それで結果が良ければ、福岡での治療は終了し、その後は、かかりつけ医のもとでこれまで同様の治療・経過観察・処置を行うということになります。
座薬による治療を始めるということで、生活に影響が出るものではありませんが、管理栄養士に指導された通りの食事を今しばらく続ける必要がありそうです。
明後日で、退院後4週間が経過します。
御蔭様で、体力も回復して来ています。
体重も、退院して1週間はさらに減少して55.6キログラムまで落ちましたが、その後増加に転じ、現在は57.8㎏と、2kgほど増えました。
筋肉が落ちているし、炭水化物中心の食事なので、脂肪太りにならないよう気をつけたいと思っています。
そのためには、運動をしなければいけないのですが。。。
がんばりましょう。
引き続き、お祈り下さい。

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