風の向くままに

新共同訳聖書ヨハネによる福音書3章8節より。いつも、聖霊の風を受けて爽やかに進んでいきたい。

2010年08月

8月8日の御言葉 「オムリの子アハブ」

「オムリの子アハブがイスラエルの王となったのは、ユダの王アサの治世第三十八年であった。」 列王記上16章29節
 
 
南ユダの王アサの治世が続いているのとは対照的に、北イスラエルでは猫の目のように王が替わります。最も短かったのはジムリで、七日間の王位でした(15節)。期間が短いのは軍の長によるクーデターが相次いで起こるからです。列王記の記者は、そのようになる原因は、彼らが神に背いてヤロブアムの罪を繰り返すからだと語っています(2,3,7,19,26,31節)。
 
 神は、ダビデのように正しい道を歩むように、絶えず招いておられるのですが、それに従うどころか、背きの罪が少しずつエスカレートします。オムリは、「彼以前のだれよりも悪いことを行った」と言われ(25節)、その子アハブも、「彼以前のだれよりも主の目に悪とされることを行った」と言われています(30節)。
 
 更にアハブは、「ネバトの子ヤロブアムの罪を繰り返すだけでは満足せず、シドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、進んでバアルに仕え、これにひれ伏し」ます(31節)。「サマリアにさえバアルの神殿を建て、その中にバアルの祭壇を築」きます(32節)。「またアシェラ像を造り、それまでのイスラエルのどの王にもまして、イスラエルの神、主の怒りを招くことを行」いました(33節)。
 
 さながら、罪が雪だるま式に積み重なり、滅びに向かって一気に転落していく、といった状況ですね。そういえば、今は亡き本田弘慈先生が、罪は積み重なるから「つみ」というのだと仰っていましたが、アハブはまさに罪の様相を示しています。
 
 アハブがイゼベルとの結婚に踏み切り、熱心にバアル、アシェラに仕えるのは、不幸の重なった家がその災いから解放されるためにありとあらゆる宗教に救いを求めるのと同様でしょう。その心情は理解出来なくもありませんが、しかしそれでは、信頼に足る確かな助けを得ることは出来ません。その不幸は、真の神に背き、その御言葉に従わなかったために恵みを失い、保護する傘の外に出た結果、もたらされているからです。
 
 アハブの治世は22年に及びました(29節)。シドンの援護を求めて王女を娶り、カナンの神々に助けを求めたことが功を奏したかのように見えます。けれども、その道を突き進んだ結果、イスラエルはアッシリアに攻め滅ぼされてしまいます(列王記下17章)。アッシリアに連れ去られた北イスラエルの民が、解放されて帰国することはありませんでした。
 
 列王記の記者が、王を評価するのは、その政治的な手腕や戦争を勝利に導く勇敢さ、軍略の巧みさなどではなく、王が主の目に正しいと見えることを行ったかどうかの一点です。それは、それらの王が主の前に悪を行った結果、イスラエルの国が滅びたのだと考えている、何よりの証拠です。
 
 使徒パウロが、「罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。こうして、罪が死によって支配していたように、恵みも義によって支配しつつ、わたしたちの主イエス・キリストを通して永遠の命に導くのです」と、ローマ書5章20~21節に記しています。
 
 神に背き、御言葉に聴き従わないことを、聖書は「罪」と呼びます。罪によって神との交わりが断たれてしまいました。神との交わりが断絶した状態を「死」といいます。死んだ者は、呼びかけに答えません。誰も、自分の力で死に打ち勝つことは出来ません。
 
 だから神は、独り子キリストをこの世に遣わし、十字架でその罪を贖い、すべての人が無代価で神の恵みを受け、永遠の命を受け継ぐことが出来るようにして下さったのです。それは、神の深い憐れみです。主イエスを信じ、罪の赦し、救いの恵み、永遠の命を頂きましょう。キリストを心にお迎えし、親しい交わりに与りましょう(黙示録3章20節)。
 
 主よ、あなたを讃え、賛美を歌います。あなたは私たちの祈りに耳を傾け、苦難から常に救って下さいます。御使いが私たちの周りに陣を敷き、主を畏れる者を守り助けて下さいます。身許に身を寄せる人は、主の恵み深さ、その幸いを味わっています。どんなときにも主に信頼し、その御言葉に従って歩むことが出来ますように。 アーメン

土間・配管工事

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7月21日(水)、配管工事が始り、土間に鉄筋が配されました。

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広い土間の完成です。
ご承知のとおり、左が1階玄関、右が2階礼拝堂です。

配管・土間工事については、教会サイトにも掲載されています。
①URL http://www.h7.dion.ne.jp/~omutabc/wklyphoto0650.html
②URL http://www.h7.dion.ne.jp/~omutabc/wklyphoto0651.html
ご覧下さい。
 

引っ越し

本日から、ライブドア・ブログにお世話になります。
ディオンの「ラブログ」から、こちらにすべてのデータをもって引っ越して来ました。

よろしくお願い致します。





8月1日の御言葉 「そこにわたしの名を置く」

「わたしはあなたがわたしに憐れみを乞い、祈り求めるのを聞いた。わたしはあなたが建てたこの神殿を聖別し、そこにわたしの名を置く。わたしは絶えずこれに目を向け、心を寄せる。」 列王記上9章3節

 新築なった神殿においてソロモンがささげた賛美と祈りに対して(8章12節以下)、主なる神が顕現されました(2節)。そして、冒頭の言葉(3節)の通り、①ソロモンの祈り願いを聞き、②ソロモンの建てた神殿を聖別し、③そこに主の名を置かれること、そして、④絶えずこれに目を向け、⑤心を寄せて下さると言われるのです。
 
 主の名を置くとは、名はその実体を示すものですから、主がそこにいて下さるということです。そして、神が神殿でささげられる礼拝に目を留め、祈りに常に耳を傾けて下さるのです(8章28,29節)。
 
 ただしこれは、無条件の祝福ではありません。ソロモンの前に祝福と呪いが置かれます。ソロモンが祝福を受ける条件は、「もし、あなたが、父ダビデが歩んだように、無垢な心で正しくわたしの前を歩み、わたしがあなたに命じたことをことごとく行い、掟と法を守るなら」(4節)、ということです。
 
 このような言葉が何度もソロモンに対して語られています(2章3,4節、3章14節)。誰よりも豊かで深い知恵を持っているソロモンに、同じ言葉が繰り返し語られるのは、勿論、主の道に歩み、その掟と法を守ることが何よりも大切なことだからですが、しかし、ソロモンがダビデのような心で主に従おうとしていない、否、既に心が離れているからかもしれません。
 
 そう考えれば、これは祝福の条件というよりも、警告と言わなければならないかも知れません。そしてまた、この言葉を目にしている私たちにも、主の御声を聴いてその御言葉に従って道を歩むように、繰り返し祝福へと招いているのです。
 
 祝福の条件に続いて、神に背いたときの呪いの言葉が語られます。7節に、「わたしは与えた土地からイスラエルを断ち、わたしのために聖別した神殿もわたしの前から捨て去る。こうしてイスラエルは諸国民の中で物笑いと嘲りの的となる」と言われています。
 
 私たちが御言葉に背く歩みをしているとき、その歩みによって主の御名は汚され、主の教会を、自ら物笑いと嘲りの的にしているわけです。
 
 神の顕現の記事の後、ソロモンがティルスの王ヒラムに、ガリラヤ地方の20の町を贈るという記事が出て来ます(10節以下)。また、エジプトのファラオが攻め上ってきてゲゼルを占領し、ソロモンの后となった自分の娘にそれを贈り物として与えたと記されています(16節)。いずれも、ソロモンに好意的な相手との交渉、贈り物の話ですが、ここに既に、神がイスラエルに与えた土地が外国人に与えられるということで、呪いの業が始まっていると見ることも出来ます。
 
 パウロも、「だから、神の慈しみと厳しさを考えなさい。倒れた者たちに対しては厳しさがあり、神の慈しみにとどまるかぎり、あなたに対しては慈しみがあるのです。もしとどまらないなら、あなたも切り取られるでしょう」(ローマ11章22節)と教えています。
 
 今日、神がその名を置き、絶えず目を留め、心を寄せて下さる神の神殿は、私たちの内にあります。霊なる神が私たちの内に住み、私たちの体を神殿とされているのです(第一コリント6章19節)。神を畏れ、主の御言葉にとどまりましょう。主に従いましょう。私たちの内に与えられている聖霊を通して、神の慈愛が注がれているのです(ローマ5章5節)。そして、弱い私たちのために、御霊自ら呻いて執り成していて下さいます(同8章26節)。それによって、万事が益となるようにして下さるのです(同8章28節)。ハレルヤ!
 
 主よ、聖霊が私たちの体を宮として内に住まわれ、あなたが絶えず目を向け、心に留めて下さることを、心から感謝致します。主イエスの恵みと導きが常に豊かにありますように。主の慈しみのもとにとどまり、日々御言葉に耳を傾け、導きに従うことが出来ますように。 アーメン
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