風の向くままに

新共同訳聖書ヨハネによる福音書3章8節より。いつも、聖霊の風を受けて爽やかに進んでいきたい。

秋の特別礼拝ご案内

01
10月27日(日)10時半から、秋の特別礼拝を行います。

特別賛美として、竹之内理香さんによるバイオリン独奏があります。

新約聖書・マタイ福音書13章44~46節より「神様の恵みを知る」と題して、原田牧師に説教を語っていただきます。

礼拝の中で席上献金を行います。
これは入場料、会費の徴収などではありませんから、ご無理なさらなくて結構です。


礼拝後、愛餐会(昼食/無料)を行います。


どなたもお気軽にご参加ください。









 

10月21日(月) エゼキエル書29章

「その日、わたしはイスラエルの家のために一つの角を生えさせ、彼らの間にあってその口を開かせる。そのとき、彼らはわたしが主であることを知るようになる。」 エゼキエル書29章21節

 29章から32章まで、エジプトに対する預言が、それが語られた日付つきで記されています。最も早いのが29章1節の「第10年の10月12日」すなわち紀元前587年1月ごろ、そして最も遅いのが29章17節の「第27年の1月1日」すなわち紀元前571年4月ごろのことです。

 ここに、約16年の開きがありますが、預言者は度々、エジプトに対する神の裁きを予告しているわけです。神の預言は、文字通りに実行されるということよりも、その預言を聞いた人々が今までの生き方を反省し、神の導きに従って方向転換することを求めて、その悔い改めのために語られるという側面があります。

 最も遅く語られた日付になっている17節以下の箇所に、バビロンの王ネブカドレツァルはティルスと戦って、費やした労苦に見合う報酬を得なかったから、彼にエジプトを報酬として与え、戦利品をぶんどり、略奪をほしいままにするなどと記されています(18~20節)。

 そして驚くべきことには、彼らがエジプトを報酬として与えられるのは、「彼らが、わたしに代わって、このことをしたからである」(20節)と、主なる神が語っておられるのです。この背景には、主がティルスの裁きを預言され(26~28章)、にもかかわらず驕り高ぶって悔い改めようともしなかったティルスを、バビロンが攻撃したということがあります。

 ティルスは本土と沖合い数百メートルにある島からなり、南北に走る隊商路と、外国との交易に適したよい港を有して、富み栄えていました。バビロンは13年に亘って攻撃を加えましたが、沖合いの島で防備を固めたティルスを陥落させることが出来ませんでした。

 そのため、取るべきものは殆どなく、兵士に報酬を与えられず、骨折り損のくたびれ儲けになってしまったというわけです。そして、ティルス攻撃をさせたのが主なる神であり、バビロンは主のためにそれを行ったので、ティルスの代わりにエジプトを報酬としてバビロンに与えると言われているということでしょう。

 エジプトが裁かれるのは、彼らが思い上がり、「ナイル川はわたしのもの、わたしが自分のために造ったものだ」(3節)と言っているからです。ナイル川はエジプトに豊かな富をもたらし、優れた文明を育みました。言うまでもなく、エジプトがナイル川を造ったのではなく、ナイル川がエジプトを造ったのです。

 ナイル川を主がエジプトの民に授けられた豊かな賜物、タラントンであると考えてみれば(マタイ福音書25章14節以下)、この物語は私たちに対する警告として聴くべきです。

 主がご自分のご計画を進めるためには、異教の民バビロンをさえ用いることが出来ます。つまり、主なる神の支配は、世界の全地に及んでいるということです。そして、それぞれに悔い改めが勧告され、聴き従うことが求められます。

 今、ティルスを打ち、そしてまたエジプトを打つために主の道具として用いられているバビロンも、主を畏れ、謙って主に聴き従うものとならなければ、今度はバビロンが裁かれることになります。主に用いられていることで思い上がらず、栄光を主に帰しつつ働かせていただきましょう。

 エジプトが裁かれる日、冒頭の言葉(21節)のとおり、「わたしはイスラエルのために一つの角を生えさせ、彼らの間にあってその口を開かせる」と主なる神は言われます。「角」(ケレン)は、力や権威を象徴的に表現するものです。

 「わたしは逆らう者の角をことごとく折り、従う者の角を高く上げる」(詩編75編11節という言葉もあります。ここでは、バビロン捕囚によって断ち切られたダビデ王朝を再び回復させ、新たな王が立てられるという表現として語られています。

 詩編132編17節で、「ダビデのために一つの角をそこに芽生えさせる。わたしが油を注いだ者のために一つの灯を備える」と言われているとおりです。その意味でこれは、エレミヤ書23章5節などと同様、エゼキエルによるメシヤ誕生の預言が、ここに語られているものといってよいでしょう。

 「その日」がいつのことなのか明示されてはいませんが、エゼキエルに主の言葉が臨んでからおよそ11年後、バビロンがエジプトを攻略して6年ほど経過した561年、ヨヤキンがバビロンの王に情けをかけられて出獄し、王と共に食事をする特権に与りました(列王記下25章27節以下)。

 そして、ペルシア王キュロスによってバビロンから解放されたとき、ヨヤキンの孫ゼルバベル(「バビロンの種」の意)が総督として民を率いてエルサレムに帰還しました(エズラ記2章)。そして、エルサレムに第二神殿を再建したのです(同3章)。しかしながら、その後、ダビデの子孫がイスラエルの王となることはありませんでした。

 けれども、エゼキエルの預言した「その日」が実現する日が来ます。それは、ヨヤキン(エコンヤ)から数えて十四代目、メシアと呼ばれるイエスの誕生によって成就したのです(マタイ福音書1章12節以下、16,17節)。

 主の告げられた言葉は必ず実現します(ルカ1章20,45節)。主の御前に謙り、御言葉に耳を傾けましょう。御言葉に従いましょう。 

 主よ、計り知れない深い愛と憐れみにより、独り子キリストをこの世に遣わし、贖いの供え物として十字架につけ、私たちの救いの道をお開きくださって、心から感謝致します。また、御霊の賜物を授け、主の御業のために用いてくださることを感謝致します。常に聖霊に満たしてください。御業のために用いてください。いよいよ御名が崇められますように。 アーメン



10月20日(日)主日礼拝説教

10月20日(日)の主日礼拝には、教会員16名、初来会者1名、子ども1名を含む来賓10名がお見えになりました。
礼拝後の昼食会にも14名の参加がありました。
感謝です。


主日礼拝の説教動画をYouTubeにアップしました。

説教 「イエスの審判」
聖書 ルカ福音書23章1~12節
説教者 原田攝生 日本バプテスト静岡キリスト教会牧師


ご覧ください。




10月20日(日)主日礼拝案内

02
10月20日(日)は、教会学校小学科(小学生)、少年少女科(中学生~18歳)を9時半から、成人科(18歳以上)を9時45分から行います。
教会学校は、「聖書教育」誌に基づいて共に聖書の学びと交わりを行います。10月は、旧約・詩編を学んでいます。


主日礼拝を10時半から行います。

礼拝では、新約・ルカ福音書23章1~12節より、「イエスの審判」と題して、原田牧師より説教をいただきます。


写真をクリックすると静岡教会公式サイトの礼拝説教の頁が開きます。
そこで、当日の礼拝プログラムを見ることができます。


キリスト教の集会は初めてという方もお気軽にご参加ください。


礼拝後、信徒会・昼食会(有料/自由参加)を行います。

昼食会後、各会例会が開かれます。





10月20日(日) エゼキエル書28章

「お前はダニエルよりも賢く、いかなる奥義もお前には隠されていない。」 エゼキエル書28章3節

 ティルスに対する託宣(26~28章)の最後の章で、ここには王に対する託宣が記されています(2節)。冒頭の言葉(3節)では、ティルスの王に対して、「ダニエルよりも賢く、いかなる奥義もお前には隠されていない」と言われています。

 ダニエル書1章17節に「この四人の少年は、知識と才能を神から恵まれ、文書や知恵についてもすべて優れていて、特にダニエルはどのような幻も夢も解くことができた」と言われています。註解書に「古代世界における伝説的な賢人であり、ツロ(ティルスのこと)より少し北のラス・シャムラで発掘されたウガリット語の文献の中でも言及されている」とありました。

 そんなダニエルよりも賢いと言われるティルスの王は、知恵を用いて国際貿易で大きな利益を上げ、金銀を宝庫に蓄えることが出来ました(4節)。ところが、彼は愚かさを示したと言われます。それは、「取引に知恵を大いに働かせて富を増し加え、お前の心は富のゆえに高慢になった」(5節)と言われているからです。

 さらに、「わたしは神だ。わたしは海の真ん中にある神々の住みかに住まう」(2節)と思い上がり、自分が人間に過ぎないという真実を認めることが出来なくなっています(2,6,9節)。その意味で、「ダニエルよりも賢く」(3節)というのは、思い上がって自分を神であるかのように思っていることを皮肉った表現ではないでしょうか。

 これはしかし、ソロモン王のことを言っているようでもあります。「何でも願うがよい」(列王記上3章5節)と言われた主に、ソロモンは「民を正しく裁き、善と悪を判断することが出来るように、この僕に聞き分ける心をお与えください」(同9節)と求め、知恵に満ちた賢明な心と共に(同12節)、富と栄光が与えられました。 

 その結果、イスラエルは繁栄を極め、交易によって莫大な富が得られるようになりました(同9章26節以下、10章14節以下)。ところが、それによって彼の心は迷い、多くの外国の女を愛して7百人の王妃と3百人の側室を迎え(同11章1節以下)、后らのために数多くの異教の神々を祀る施設を設けました(同5節以下)。そして、ソロモンは主の戒めを破ったのです(同9,10節)。 

 13節を見ると、ティルスの王はエデンの園にいたとあり、そして14節では、「お前を翼を広げて覆うケルブとして造った」と言われます。ケルブの複数形がケルビムです。ケルビムは天的存在の象徴で、一般に手足を持つ有翼の像として表現されます。彼らは人間の理性と動物の威力を合せ持つと考えられており、超人的な力を象徴しています。

 創世記3章で、蛇が人間に善悪の知識の木の実を食べさせるとき、神のように善悪を知るものとなる、つまり、神のように賢い者となると誘惑ましたした。知識の木の実を食べた結果、神のように賢くなるどころか、神との交わりが断たれ、エデンの園を追放されてしまいます。

 そして神は、命の木の実を食べて永遠に生きる者となることがないよう、命の木に至る道を、ケルビムときらめく剣の炎に守らせられました(同3章24節)。これが、旧約聖書に最初にケルビムが登場してくる記事です。

 このことで、アダムたちから命の木を守るようにという使命を仰せつかったケルビムが、おのが知恵と美しさに心昂ぶり、「わたしは神だ」と言い出して、主なる神に裁かれているという状況が思い浮かびます。

 確かに、優れた知恵をもっていれば、この世において、様々な工夫やアイデアで大きな業績を上げ、莫大な富と力を手にすることが出来るでしょう(4,5節)。ただ、そのような工夫や努力、成し遂げた成果に目を奪われていて、その知恵をお与えくださった神を忘れてしまいます。

 聖書は、「主を畏れることは知恵の初め」(箴言1章7節など)と語ります。真の知恵を神から授かった者は、当然、主なる神を畏れることを知っているわけで、その人間が、「わたしは神だ」、「自分の心は神の心のようだ」などと思うはずがないのです。それなのに、他人と比べて優れた知恵を持っていると、自分が人間に過ぎないことを忘れてしまうのです。

 同じ箴言に「豚が鼻に金の輪を飾っている。美しい女に知性が欠けている」という言葉があります(11章22節)。金の輪は美しいものだけれども、それを豚の鼻輪にするのは不釣合いです。ですから、対句の「美しい女性に知性が欠けている」というのは、美しい女性に知性が欠けていて、不釣合いだということになります。

 豚が鼻に金の輪を飾り、美しい女に知性が欠けているという組み合わせから、文字通り自分の美しさを鼻にかけている女性は、豚が金の花輪をしているようで、およそ知性に欠けているという意味に読めばよいのでしょう。

 そしてこれは、女性の美だけを語っているものではないでしょう。自分の知恵の豊かさを鼻にかけたり、財産の多さを鼻にかけたりと、自分の持ち物を過信する者たちの愚かさを語っているのです。それは、いかにも不釣合いなので、神に取り上げられてしまうのです。豚に真珠を投げ与えるべきではないからです(マタイ福音書7章6節)。

 私たちにすべての賜物をお与えくださった主の恵みを忘れず、賜物を生かして用い、主にあって豊かな実を結ぶ人生を歩ませて頂きましょう。その原点は、主を畏れること、主を愛すること、主を信じることです。

 主よ、私たちが持っているもので、本当に私たちのものといえるものは一つもありません。それらは皆、委ねられた使命のために用いるようにと、あなたから預かっているものです。主にあって豊かな実を結ぶ人生を歩むことが出来るよう、日々御言葉を賜り、その導きに忠実に従うことが出来ますように。 アーメン



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